ピッキングの種類
2025/11/08
ピッキングには、2つの種類があることをご存じでしょうか。
シングルピッキングとトータルピッキングという方法があり、それぞれの特徴を理解することで、作業時間の短縮やミスの軽減につながります。
この記事では、ピッキングの種類や特徴について解説していきます。
ピッキングの種類
シングルピッキング
摘み取り方式とも呼び、注文1件ごとに保管棚から商品を取り出して出荷準備を行い、完了すればすぐ次の作業に移る方式です。
リストや伝票に沿って1つずつ集品し、仕分け工程を省略してそのまま梱包部門へ引き渡せる流れが特徴になります。
ECや通販中心の業務など、数多くの商品を扱っており、かつ急な小口対応が多い現場に適していると言えるでしょう。
作業ミスが出にくい方式なため、新人でも習得しやすいシンプルな方式です。
一方、注文数が多いと倉庫内の往復が増え、作業員の移動距離が膨らんで効率が低下するという課題もあります。
トータルピッキング
種まき方式とも呼ばれている方式で、複数の出荷をまとめて種類ごとに一括ピッキングし、仮置き場や検品場で出荷先別に仕分けする仕組みです。
歩行距離や時間を削減できるため、出荷件数が多く品目数が限られた現場に向いています。
しかし、仕分け工程が追加で発生し、仕分け用スペースの確保が必須となる懸念点もあります。
複数の商品が揃うまで作業が始められないため、時間配分の工夫が求められるでしょう。
まとめ
ピッキングには、シングルピッキングとトータルピッキングの2種類があります。
それぞれに得意とする業務環境が異なるため、自社の環境や注文傾向に合った選択が大切です。
『株式会社HR』は、松戸市にて納品書や送り状の発行・梱包・封入などの軽作業を代行しております。
丁寧で正確な作業を行いますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

